1.趣 旨
企業文書の公益性の高さや歴史資料としての重要性については,改めて論ずるま
でもないでしょう。一方,原則として法的に公開義務を負わない企業文書は,行
政文書とは異なり,その公開や利活用に大きな限界を有してもいます。企業アー
カイブズが,企業内部にとってだけでなく外部にとっての利用価値をどう高めて
いくかは,社会全体の課題でもあります。

東京証券取引所は,上場企業の情報を収集・公開しながら株式市場を動かしてい
く,いわば企業情報の集散地です。そのため同所では,有価証券報告書のような
公開資料はもちろん,上場企業の稟議書など非公開資料も収集保存しています。
さらに近年では,外部向けのレファレンス対応や施設見学なども積極的に行い,
組織の知をよりオープンにする活動を展開しています。東京証券取引所自体がひ
とつの企業であり,そのアーカイブ機能は企業アーカイブズのなかに位置づける
ことができますが,企業情報の公正な取扱自体を業務とする企業だという特殊性
を踏まえると,そのアーカイブ活動から学ぶべき点は多いはずです。

そこで,第302回定例研究会では「東京証券取引所における資料保存と活用の取
組み」と題して,同所金融リテラシーサポート部で文書の保存や利活用,普及
啓発業務を行っている千田康匡氏による御案内で施設見学を行い,収集・保存
している文書・情報や活用の実態・課題についてお話しいただきます。

1 日 時  令和元年9月12日(木)14:30~17:00(受付開始14:00)
2 場 所  東京証券取引所(〒103-8224 東京都中央区日本橋兜町2-1)
       ※ 東京メトロ東西線茅場町駅~徒歩約5分,都営浅草線日本橋駅~徒歩約5分
3 日 程  ○ 施設見学(14:40~15:20)
       ○ 講  話(15:30~16:30)
   「東京証券取引所における資料保存と活用の取組み」
        講師 :千田康匡氏(株式会社東京証券取引所金融リテラシーサポート部)
       ○ 質疑応答
        ※ 終了後,有志による情報交換会(懇親会)を予定しています。
4 定 員   30名(先着順)
5 参加費  全史料協関東部会会員:無料 / 非会員:資料代として500円
6 申込み  裏面「参加申込書」に必要事項を記入し、9月4日(水)までに下記事務局
       あてFAXまたは電子メールでお申し込みください。
      ※東京証券取引所は入場時に警備員によるチェックがあるため、事前に入場
       者リストを提出いたします。そのため、締切後の申込は受け付けられません。
      ※参加が決定した場合の御連絡はいたしません。定員の関係で参加ができない
       場合のみ、事務局から御連絡いたします。

定例研究会への参加申込方法(全史料協関東部会:http://www.jsai-kanto.jp/
「参加申込書」をダウンロードしていただき、必要事項(氏名又は所属機関の名称、会員・
非会員の別、情報交換会等への参加の意向、連絡先)をご記入のうえ、下記事務局あてFA
Xまたは電子メールで送信してください。
(Word:http://www.jsai-kanto.jp/302entry2.docx ・ PDF:http://www.jsai-kanto.jp/302entry.pdf

全史料協関東部会事務局(茨城県立歴史館内)
  【担当】 石綿・鈴木・長谷川
   〒310-0034 茨城県水戸市緑町2丁目1-15
   TEL:029-225-4425
   FAX:029-228-4277
   E-mail:jimukyoku _at_jsai-kanto.jp
    (メールアドレスは 2018.12.25 に変更されました。)

(小林)