日本アーカイブズ学会では、2019年11月16日(土)に、以下のとおり、研究集会
「民間史料保存におけるアーキビストと司書」を開催します。ふるってご参加く
ださい。

日時:2019年11月16日(土) 15時開始

会場:学習院大学 中央教育研究棟302教室 (東京都豊島区)

テーマ:民間史料保存におけるアーキビストと司書

主催:
 日本アーカイブズ学会
 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻
 科学研究費17K03053「20世紀の日本・イタリア・バチカンにおける民間所在資
料や地方公文書の管理」

共催:学習院大学文学会

事前申し込み不要、参加費無料

開催趣旨:
 地域史料を受け継ぐ上で、史料の一体性や連続性を担保し、保存することは重
要な課題の一つである。
 イタリアでは、これまで地域のアーカイブズ保護を担当する国の機関「文書保
護局」が図書の保護も担当することとなり、民間史料保存においてアーキビスト
と司書の協業が行われ始めた。
 改革が行われた経緯や仕組み、問題点につき、現役のアーキビストや司書によ
る報告を行い、日本側からのコメントや質疑応答を通じて、民間資料保存活動と
展望について検討する。

プログラム:
 司会 太田 尚宏(人間文化研究機構 国文学研究資料館)
 質疑応答通訳 高見 純(明治大学)、湯上 良(学習院大学)
 15:00-15:10  開会挨拶 大友 一雄(日本アーカイブズ学会 会長)
 15:15-16:00 「文書保護局における近年の改革後のアーカイブズと図書の保
護」
  ディアーナ・マルタ・トッカフォンディ(文化財文化活動省アーカイブズ学
術委員会委員長、トスカーナ文書図書保護局前局長)
 16:00-16:45 「アーカイブズと図書の保護活動における接点:トスカーナ文
書図書保護局における実態」
  アンナ・ニコロ(イタリア共和国司書、トスカーナ文書図書保護局)
 17:00-17:20 コメント 小関 悠一郎(千葉大学教育学部准教授)
 17:20-18:10 質疑応答

問合わせ先:学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻事務室
 TEL: 03-5992-1278(直通) FAX: 03-5992-1246(直通)
 E-mail:gcas-off@gakushuin.ac.jp

詳細については、下記サイトをご覧ください。
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=335

(小林)