-大門正克; 岡田知弘; 川内淳史; 河西英通; 高岡裕之編. 「生存」の歴史と復興の現
在. 大月書店, 2019, 368p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第I部 断ち切られた「日常」を取り戻す──地域歴史遺産がつなぐ記憶と歴史
 第1章 災害が断ち切る「日常」の記憶 つなぎ止める地域歴史遺産(川内淳史)
 第2章 歴史資料保全活動の意味と可能性を問いつづける──ふくしま歴史資料
保存ネットワークの活動を通じて(阿部浩一)
 第3章 地域の自然・文化・歴史を伝える宝を残すために──陸前高田市立博物
館の取り組み(熊谷 賢) 
 対話1 震災後六年目の陸前高田市立博物館(熊谷 賢)
 対話2 震災で再発見した文化財保存と地域──双葉町(吉野高光)   
第II部 「生存」の歴史から問う分断と復興
 第4章 被災地における「生存の条件」の形成・破壊・再建──地域循環型「人間
の復興」の歴史的基盤(岡田知弘)
 第5章 原子力発電所と地域社会──福島県双葉地域に関する統計的考察(高
岡裕之)
 第6章 福島の漁業再生力と原発──歴史のなかから考える(濱田武士)
 第7章 福島に農の営みを取り戻す(小山良太)
 対話3 築いてきた地方自治──陸前高田市(阿部 勝)
 対話4 地域で育んできた陸前高田の保育(佐々木利恵子)
 対話5 超高齢社会に必要な地域医療・介護のかたち──被災体験から見えて
きたもの(石木幹人)   
第III部 「生存」の歴史の射程──分断を越える視点
 第8章 福島論──もう一度、〈始点〉に立って見つめ直す(河西英通)
 第9章 「生存」の歴史をつなぎ直す──分断を越える道を探る(大門正克)
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b432165.html

from ブログ「Daily Searchivist」 https://searchivist.hatenablog.jp/

(小林)