日本のアーキビスト blog版

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日記・コラム・つぶやき

地震と図書館

アーカイブズ関連のことで書いていたら、被災地の司書の人からトラックバックをいただいた。「何も補足することはない」と言っていただいたので、あまり的はずれのことを書いたのではなかったのだな、、と思っている。いろいろな考えの人はいると思うが、同業の人から図らずもトラックバックをいただいたのが、意外というか、嬉しかった。

この方にはこのブログを見ていただいているようだ。地震で建物が壊れると、蔵書や検索手段がダメージを受けるので、早速業務に支障が出てしまう。特に、図書が被害を受けると、利用するものがなくなってしまう。サービスができないというのは残念なことだ。

それにしても、災害の現地からの報告は臨場感がある。その迫力に圧倒されそうだ。

新潟中越地震と職員

散人の参加しているあるMLで新潟県のある市の職員の人が、「そっとしておいてください」と言ってたのが印象的だ。

もちろん、この発言は救援等のボランティアなどを拒絶しているのではない。災害にあった各自治体の職員は、職員としての災害への対応と個人としての対応の両方に負われており、極度に疲労している、というのが理由だ。

なるほどそうか、と思われる部分がある。

被災していない人々がどんどん被災地に入り込んだときに、その人たちに対応するのは自治体である。自治体にしてみれば、対応しなければならない人々が増えた、ということになる。このため、しなければならないことがどんどん増えていくことになるわけだ。善意がときには迷惑になる、ということだろう。

もう少し落ち着いて、安全が確認できてから多くの人に来てもらいたい、というのは、それはそれで十分理由のあることだろう。現在は余震が続いており、まだまだ災害が起こる可能性は残されている。そういうときの、被災地以外からの協力はどのようにしたらいいのか、そういうことを問いかけてもいるようだ。

また、協力を申し出る方にしてみれば、力をかせるのであるから、少しでも早く現地に入りたい、ということだ。特に、記録資料のたぐいは、放っておけばそのまま消滅してしまうことになりがちだ。これを何とかして救いたい、というのもまた当然のことだ。

現状では、災害の度合い、復旧の度合いを測りつつ、現地入りするタイミングを計っている段階だろう。そして、現地入りしたあと、記録資料の保全の作業にはいるわけだが、これには自治体の協力が欠かせない。

とにかく、早く余震がおさまってほしいと思う。余震が続く限り復旧作業は遅れてしまうからだ。

アンサンブル・トゥリクム~ポルトガル王室記録保管所にあるナポリの音楽

HMVのサイトを見ていたら「アンサンブル・トゥリクム~ポルトガル王室記録保管所にあるナポリの音楽」なるアルバムが目についた。

まぁ、イタリアバロックのアルバムなのであるが、ポルトガル王室ゆかりの音楽、というのが特徴だ。

ポルトガル王室記録保管所というのは楽譜も持っているところなのだな、と感心してしまった。
この記録保管所、日本についての文書もありそうな気がする。

bloggerはなかなか

BLOGGERの方に国立公文書館法のデータを貼り込んだけど、表示の仕方が違ってしまった。

修正しようと思ったけど、こっちが本番じゃないのでそのままにしておくことにした。

「記録社会」の功罪

『日経バイト』2004年1月号の104ページに面白いコラムがある。
Namzuの作者である高林哲氏が「検索技術論」という論文を書いている中にあるものだが、「一度ウェブ上に書いてしまったことは、「archive.org」に収録されたりするので、いつまでも読める」
という内容だ。

ここで、高林氏は
インターネットに一度載せてしまった情報は、すくに記録され、簡単に検索でき、消すことは困難、という性格を持っている。インターネットに何かを載せる時はこのことをよく考える必要がある。
としている。

電子形態の情報は保持しにくい、とよく言われるが、インターネットという空間では、こういう事もありうる。一つのことが、別の観点から見るとまったく違う様相を見せる、というのはよく言われるが、これもその例だ。

もっとも、保存している主体が、永続性があるか、というのは不明なのだが。
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