日本のアーキビスト blog版

アーキビストに必要な情報の提供を行っています。

■東京都公文書館の公文書館専門員募集

東京都公文書館が、公文書館専門員(整理閲覧担当)を若干名募集していま
す。
職務内容は以下の通りです。
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公文書等の受入・整理・保存・利用及びデータベースによる管理等に関する業

(1)特定歴史公文書、庁内刊行物、地図、図書、視聴覚資料、マイクロフィル
ム等の整理・保存・利用及びデータベースによる管理、委託業務の管理事務
(2)公文書館情報検索システム及びデジタルアーカイブ等の目録データ作成、
管理及びデジタル画像管理
(3)書庫環境の管理、文化財等貴重資料の保護管理、虫菌害防除等の資料保存
業務
(4)文書移管のための確認作業
(5)利用請求審査補助業務
(6)複写料金徴収、府市文書出納、利用者問合せ対応業務等
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応募資格・求められる能力は以下の通りです。
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以下の(1)から(7)までの要件をすべて満たすこと。
(1)文書、図面、視聴覚資料等の整理保存等について一定程度の知識がある者。
(2)電子メールの送受信、Word及びExcelを用いた業務の実務経験又は相当の能
力を有する者。
(3)桐又はAccess等のデータベースソフトを操作してデータ入力や検索等を行
うことができる者。
(4)大学卒業(採用日までに有する見込みである場合を含む。)又はこれに準
ずる能力を有する者。
(5)災害が発生した場合に災害対応の職務に従事できること。
(6)職務に積極的に取り組む意欲があること。
(7)心身ともに健康で、組織的な職務遂行に必要なコミュニケーション能力及
び協調性を有していること。
上記要件に加え、以下の(ア)から(キ)までの要件のいずれかを満たすこと。
(ア)独立行政法人国立公文書館により認証アーキビストの認証を受けている者。
(イ)司書の資格を有する者で、司書資格を必要とする業務の実務経験を有する
者。
(ウ)公益財団法人文化財虫菌害研究所が認定する文化財IPMコーディネータ
の資格を有する者又は同等程度の能力があることを認定する資格を有する者。
(エ)独立行政法人情報処理推進機構が実施する基本情報技術者試験、情報処理
安全確保支援士、応用情報技術者試験、ITサービスマネージャ、ITストラテジ
スト又はデータベーススペシャリストの資格を有する者又は同等程度の能力が
あることを認定する資格を有する者。
(オ)公益社団法人日本文書情報マネジメント協会が認定する文書情報管理士2
級以上の資格を有する者又は同等程度の能力があることを認定する資格を有す
る者。
(カ)国、地方公共団体等において、通算3年以上の勤務経験を持つ者。
(キ)システム運用を3年以上行った経験を持つ者又は同等程度の能力があるこ
とを明らかにすることができる者。
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応募締切は令和6年7月4日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/01soumu/archives/index.htm

(小林)

■徳島県の古文書職員募集

徳島県が、職員(古文書)1名程度を募集しています。
職務の内容は以下の通りです。
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県の関係機関(徳島県立文書館等)において、公文書・古文書に関する調査研
究・選別・保存、展示、教育普及等の業務及びその他の行政事務に従事します。
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受験資格は以下の通りです。
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(1)資格
学校教育法による大学(大学院を含み、短期大学を除く。)において日本近世
史又は近代史に関わる分野を専攻した者。
なお、令和7年3月31日までに大学(大学院を含み、短期大学を除く。)におい
て日本近世史又は近代史その他これに類する学科等の課程を卒業又は修了する
見込みの者が、同日までに卒業又は修了できなかった場合は、採用される資格
を失います。
(2)年齢
昭和63年4月2日以降に生まれた者
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受付期間は令和6年6月28日(金)までです。
詳しくは、同県のサイトをご参照ください。
https://www.pref.tokushima.lg.jp/kenseijoho/saiyo/7240460/

(小林)

■外務省の記録審査員募集

外務省が、記録審査員を若干名募集しています。
業務内容は以下の通りです。
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外務省が保管する戦後外交記録のうち、原則として30年を経たファイルについ
て「公文書等の管理に関する法律」等関係法令に基づき、外交史料館に移管す
るための歴史的価値等の確認を行う。また、外交史料館が外部から利用請求を
受けた同館所蔵のファイルについて、利用の制限を行うことが適当な情報の有
無について審査を行う。その他、公文書監理室長が指示する外交記録公開に関
する業務に従事する。
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応募資格は以下の通りです。
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 下記(1)~(7)のすべてを満たす方
(1)日本国籍を有し、かつ外国籍を有しないこと(採用時に戸籍謄本及び住
民票の提出が必要。戸籍謄本のみでは、外国籍の有無が確認できない場合は、
追加資料の提出をお願いする場合があります)。
(2)大学卒業又は同等以上の学歴を有する方。
(3)第二次世界大戦後の日本外交または国際政治に関する知識を有すること。
(4)英文の高度な読解力を有すること。
(5)基本的なOA知識を保有し、Microsoft Office(word、Excel等)を使い業
務が可能なこと。
(6)下記の任期中に継続して勤務可能なこと。
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応募締切日は令和6年6月27日です。
詳しくは、同省のサイトをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/pagew_000001_00632.html

(小林)

■JAMIA×KUAC JAM2024 ~JAMIA Annual Meeting~「映像アーカイブの現在と未来」【6/22】

標記のイベントが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、日本映像アーキビスト協会のサイトをご参照ください。
https://www.jamia.jp/category/community/
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日程 2024年6月22日(土)10:45~18:00(予定)
 19時より懇親会予定(希望者のみ / 会費は別途現地徴収。5000円予定)。
会場 慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F G-lab(150席予定)
 オンライン参加も可能
参加費 一般=3,000円、学生=1,000円(オンラインも同料金)
 JAMIA会員=無料(事前に年会費を納めていただく必要があります。学生会員
は年会費も無料)
10:45 開会挨拶(慶應義塾大学アート・センター)
10:50 ベーシックガイダンス「映像を集め、残し、活かす仕事」
 登壇者:松山ひとみ(神戸映画資料館 研究員)
11:50 ライトニングトーク 第1部(3分 × 6~8組)
12:20 昼休憩
13:40 セッション1「映画フィルムの今、これから」
 モデレーター:郷田真理子(川崎市市民ミュージアム 学芸員)
 登壇者:山本泰貴(コダック ジャパン)、高田淳((株)IMAGICAエンタテイ
ンメントメディアサービス カラリスト)
14:50 セッション2「イロイロ大変!? 映画の色。」
 モデレーター:山下泰司((株)WOWOWプラス 映画Blu-rayプロデューサー)
 登壇者:鈴木美康(元(株)IMAGICA タイマー/元 国立映画アーカイブ技術
職員)、阿部悦明((株)IMAGICAエンタテインメントメディアサービス カラリ
スト)
16:10 セッション3「映像アーカイブにAIを利用することについての期待と
課題、今後の展望」
 モデレーター:前川充(オムニアート/日本映像アーキビスト協会 理事)
 登壇者:渡辺智暁(国際大学GLOCOM主幹研究員/教授/研究部長、Creative
Commons Japan理事長)
17:20 ライトニングトーク 第2部(3分 × 6~8組)
17:50 閉会挨拶(日本映像アーキビスト協会)
18:00 終了予定
主催:一般社団法人日本映像アーキビスト協会、慶應義塾大学アート・センタ

協力:株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、コダック ジャ
パン(ほか調整中)
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(小林)

■第29回史料保存利用問題シンポジウム「裁判記録の現状と課題─保存と公開体制の確立を─」

標記のシンポジウムが開催されます。
詳しくは、日本学術会議のサイトをご参照ください。
https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/364-s-0622.html
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開催日時 2024年6月22日(土)13:30~17:30
開催地 一橋大学東2号館2201室(オンライン併用)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 特になし
プログラム 
総合司会:大橋 幸泰(日本学術会議会員 早稲田大学教授)
開会挨拶:若尾 政希(日本歴史学協会委員長)
報 告
紙と命─少年事件記録の廃棄問題─
 霍見真一郎(神戸新聞編集局報道部デスク兼論説委員兼編集委員)
司法資料の保存と利活用に関する海外の状況
 湯上 良(昭和女子大学大学院准教授)
国立公文書館における民事判決原本等の受入れについて
 梅原 康嗣(国立公文書館業務課長)
まとめと課題
 高埜 利彦(元日本学術会議会員 学習院大学名誉教授)
パネルディスカッション
パネリスト:霍見真一郎/湯上 良/梅原 康嗣/高埜 利彦
司会:大友 一雄(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会委員長)
 佐藤 孝之(日本歴史学協会史料保存利用特別委員会委員長)
コメント
 香室 結美(日本学術会議連携会員 熊本大学特任助教)
閉会挨拶
 松本 直子(日本学術会議会員 岡山大学教授)
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(小林)

京都大学 大学文書館だより 第46号

2024年4月30日 京都大学大学文書館発行

目次
ハイデルベルク大学に学んだ初期の京大教員たち  久野譲太郎 2
研究者アーカイブズの収集・保存・公開について
一高田保馬関係資料の公開の意義から考える一    堀内暢行 4

日誌                            6

大学文書館の動き:                     7
 フランスから研修生を受け入れました
 松田陽一寄贈資料(追加分)の寄贈を受け入れました

1931年2月理学部地質学鈜物学教室火災の顛末   橋本陽 8

(小林)

あまがさきアーカイブズのアーキビスト採用情報(正規職員)のお知らせ

尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズで、古文書史料(近世)
等を担当するアーキビスト採用(正規職員)を予定しています。
くわしくは次のサイトの「令和6年度 職員採用試験案内(事務・技術・
保健師)」のリンク先をご覧ください。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/shisei/bosyu/syokuin/1038008.html

インターネットによる申込期間
令和6年5月30日(木)~6月16日(日)


試験区分:アーキビスト
採用予定者:若干名
生年月日:昭和59年4月2日以降に生まれた人(満40歳まで)
学歴:大学
受験資格:歴史学またはアーカイブズ学を専修する学科またはこれに相当する
     過程を修めて卒業した人または令和7年3月までに卒業見込みの人

(辻川)

■三井文庫の司書募集

三井文庫が、司書1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。
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(1) 所蔵資料の出納・閲覧対応、レファレンス対応
(2) 資料画像貸出業務
(3) 図書・逐次刊行物の選書、発注、受入、登録・装備・目録作成
(4) 歴史資料(古文書、近代企業資料等)の収集・整理、保存環境の整備、複
製物の管理
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応募条件は以下の通りです。
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(1) 図書館、資料館等での実務経験がある方
(2) 図書館司書の資格を応募時点で有する方が望ましい
(3) 来館者対応(閲覧対応・レファレンス対応)ができる方
(4) 資料利用許可・画像貸出などに関し外部機関との間での事務処理(電話対
応含む)が できる方
(5) パソコン操作(Word、Excel、電子メール等)ができる方
(6) 貴重資料を扱う丁寧で慎重な作業のできる方
(7) 協調性をもって業務に取り組める方
(8) 語学力(英語による文章読解・簡単な日常会話ができること)を有すると
なお良い
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応募締切日は2024(令和6)年6月14日です。
詳しくは、同文庫のサイトをご参照ください。
http://mitsui-bunko.or.jp/archives/information/240424/

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(小林)

■「国際アーカイブズ週間」記念講演会【6/6】

標記の講演会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国立公文書館のサイトをご参照ください。
https://www.archives.go.jp/
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オンライン(Zoomウェビナー)による開催(聴講無料)
先着150名
令和6年(2024)6月6日(木)13:30~17:00
講演1 13:40-15:10
記録の保存・公開と学術研究
 講師:浅古 弘氏(早稲田大学名誉教授)
講演2 15:25-16:55
公文書の電子的な管理・保存・利用の視点
 講師:杉本 重雄氏(筑波大学名誉教授)
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(小林)

■デジタルアーカイブ学会シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)」【6/6】

標記のシンポジウムが開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、デジタルアーカイブ学会のサイトをご参照ください。
https://digitalarchivejapan.org/39479/
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主催:デジタルアーカイブ学会
後援:日本博物館協会
時期:2024年6月6日(木)19時~21時
場所:Zoomによるオンライン開催
シンポジウムの構成:
趣旨説明
 太下義之(同志社大学教授、デジタルアーカイブ学会理事:司会)(5分)
基調講演
 中尾智行(文化庁 博物館支援調査官)「ミュージアムDXの展望」(20分)
事例紹介
 吉野文彬(小田原市郷土文化館)
 「小田原の宝を世界に発信 おだわらデジタルミュージアム創設について-創
設に至る経緯と今後の展望-」(20分)
 三好清超(飛騨みやがわ考古民俗館)
 「収蔵資料のデジタル化で関係人口を増やす飛騨市の取組み」(20分)
ディスカッション(40分)
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(小林)

■第29回 史料保存利用問題シンポジウム■

第29回 史料保存利用問題シンポジウムが以下のとおり開催されます。


・日時 2024年6月22日(土)13:30~17:30
・会場 一橋大学東2号館2201教室(オンライン併用)
〈参加費無料/先着順受付〉
オンライン参加者は事前申込/会場来場者は事前申込不要
事前申込はこちらから
https://keio-univ.zoom.us/meeting/register/tZ0sd-2ppjorGtOR7QbeGaHNAa9dYf4el5CP
・主催 日本歴史学協会・日本学術会議史学委員会

裁判記録の現状と課題―保存と公開体制の確立を―

総合司会:大橋 幸泰(日本学術会議会員 早稲田大学教授)
開会挨拶:若尾 政希(日本歴史学協会委員長)

報 告
霍見真一郎(神戸新聞編集局報道部デスク兼論説委員兼編集委員)
紙と命―少年事件記録の廃棄問題―

湯上 良(昭和女子大学大学院准教授)
司法資料の保存と利活用に関する海外の状況

梅原 康嗣(国立公文書館業務課長)
国立公文書館における民事判決原本等の受入れについて

高埜 利彦(元日本学術会議会員 学習院大学名誉教授)
まとめと課題

パネルディスカッション
パネリスト:霍見真一郎/湯上 良/梅原 康嗣/高埜 利彦

司会:大友 一雄(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会委員長)
   佐藤 孝之(日本歴史学協会史料保存利用特別委員会委員長)
コメント 香室 結美(日本学術会議連携会員 熊本大学特任助教)

閉会挨拶:松本 直子(日本学術会議会員 岡山大学教授)

出典:日本アーカイブズ学会からのお知らせ(2024年5月16日号)

(小林)

全史料協関東部会 令和6年度(2014年度) 総会及び 総会記念講演会(第322回定例研究会)

1 日時 令和6年6月5日 (水) 午後1時45分から午後4時 30 分まで
2 場所 武蔵野スイングホール 10階スカイルーム
  東京都武蔵野市境2-14-1 JR中央線 武蔵境駅 nonowa口徒歩2分
3 総会 午後1時45分から午後2時30分まで(受付:午後1時15分から)
     議事 第1号議案 : 令和5年度 事業報告について
        第2号議案 : 令和5年度 決算報告・監査報告について
        第3号議案 : 令和6年度 役員(案)について
        第4号議案 : 令和6年度 運営委員・事務局長 (案)について
        第5号議案 : 令和6年度 事業計画(案)
        第6号議案 : 令和6年度 予算(案)
     報告 第1号報告 : 全史料協関東部会WG活動結果を踏まえた取り組
              みについて
4 講演会 午後3時から午後4時30分まで(受付:午後2時30分から)
      演題:「日本アーカイブズにおける保存マネジメントの現在
          一地球規模での災害リスクと脱炭素社会の実現の課題―」
      講師:青木 睦 氏(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻非常勤講師・
               東北大学学術資源研究公開センター史料館協力研
               究員)

5 申込み
  ① Google フォームを利用
   (1)下記 URL からアクセス
     https://forms.gle/PVZuvZyLyMwXjoAdA
   (2)関東部会ホームページからアクセス
     https://www.jsai-kanto.jp/sokai-koenkai2020.html
     から(1) リンクへ
     関東部会 HP>総会・記念講演会>令和6年度総会の項目
  ② 別紙参加申込書(http://www.jsai-kanto.jp/r6-322.docx)に記入し、事務局あてに下記いずれかで送信
    (1) 電子メール jimukyoku@jsai-kanto.jp
    (2)FAX 0422-52-1604

6 参加費 無料

7 資料別途、 総会資料を事前送付します。

8 締切 令和6年5月29日 (水)

問い合せ先
全史料協関東部会事務局 髙野
(武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館内)
〒180-0022
東京都武蔵野市境 5-15-5
TEL: 0422-53-1811 Fax 0422-52-1604
E-mail: jimukyoku@jsai-kanto.jp

(小林)

■第177回 記録管理学会例会「公文書管理改善を目指し、認証アーキビストが取り組むべき現用文書管理」■

日本の公文書管理は、2026年までに完全に電子文書を原本とするという計画で
進んでいます。記録管理学会は、国立公文書館認証アーキビスト制度の発足に
際し、公文書等の管理に係わる専門職員に関する強化方策の重要性を認識し
賛同しております。このため、昨年度は「電子記録管理」の進捗状況と課題
という一連のテーマで、3人の講演者の発表をリレー式でつないで進めて参り
ました。まずカナダの事例から始まり、次に日本の一般企業における電子記録
管理の状況の説明を伺い、最後にデジタル化が推進されているエストニア政府
の事例をもとに、日本におけるデジタル庁の推進課題まで言及する内容でした。
今年度はデジタル化が進む現用文書管理はどの担当が担っていくべきか、
レコードマネジャーという専門職不在の現状で、現用文書から非現用文書へと
一連の管理体制をどのように構築・維持していったらよいか、課題と展望等に
ついて、実務経験豊富なお二人の登壇者からお話を伺う例会をオンラインで開催
いたします。 ご講演後はオンライン方式で意見交換を行いますので奮って
ご参加ください。

<講師>
・櫟原直樹氏(元東京都公文書館、現葛飾区総務部総務課公文書等専門員)
・関根 豊氏(神奈川県立公文書館)

《開催概要》会員の皆様はもとより、本テーマにご関心がある方は奮ってご参加
ください。
なお、お申込みの先着100名様とさせて頂きますのでご了承ください。
                 記
テーマ 公文書管理改善を目指し、認証アーキビストが取り組むべき現用文書管


内容
デジタル化が進む現状で、現用文書から非現用文書への一連の管理体制をどのよ
うに構築・維持
していったらよいか、認証アーキビアストはそこでどのように関わるか。

開催日時 2024年6月1日(土)
  講演:13:30-15:30(各約60分)、休憩5分、質疑応答:15:35-16:30

開催方法 オンライン方式(Zoom形式)

モデレータ 齋藤柳子 理事

主催 記録管理学会:http://www.rmsj.jp/

後援 全史料協、日本アーカイブズ学会、ARMA東京支部(依頼予定)

参 加 費 会員・非会員とも無料

要申込 申込入力フォーム https://forms.gle/zcGyM695qmK2HXNK6

問合せ先 rsaito/atmark/forest.ocn.ne.jp ※メールの際は/atmark/を@に変更
してください。

申込締切 2024年5月27日(月)22:00
ミーティングID及びパスコードは、5月28日(火)に申込者全員にメール致しま
す。

出典:日本アーカイブズ学会からのお知らせ(2024年5月8日号)

(小林)

2024年度アート・ドキュメンテーション学会(JADS)年次大会(アート・ドキュメンテーション学会主催)が以下のとおり開催されます。

・日時 2024年6月15日(土)、16日(日)
・開催方法 東京都写真美術館 1階ホール・オンライン(ハイブリッド型)
・主催 アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
・参加申し込み https://jadsconf2024.peatix.com

・プログラム
【第1日目 6月15日(土)】
●シンポジウム「写真文化の継承と資料・記録の保存活用」

一世紀半以上にわたって世界中で作成されてきた写真の文化的、社会的価
値は、関係者の努力によって芸術作品や歴史資料としての意義については広く
認知が進んできた。一方、作品や記録としての印画だけでなく、乾板、フィル
ムなどの写真原板や書籍などの二次的な成果物、さらに写真の制作に関連す
る器材等を含めた写真関連資料の蓄積は厖大だが、21 世紀に入ってのデジタ
ル画像の発達と普及によって、担い手の急速な世代交代が進んでおり、これ
までの世代が築き上げた写真の文化と関連資料の継承については、多くの課題
が生じている。
 アート・ドキュメンテーション学会(JADS) は、記録の保存、管理、継
承という学会の主旨から、2016 年度の大会でシンポジウム「文化財と写真~
現物と複製 その境界を越えて~」を開催するなど、これまでも機会をとらえて、
写真の美術的、歴史的価値の認識を深めるための活動を行ってきた。
 今回、あらためて写真関連資料の保存に関する社会的な動きの現状を確認
するとともに、その望ましい形での利活用による、今後の写真文化の継承を考
えるために、写真家、研究者、実務家等による幅広い議論の機会を設けて、
保存活用の理念や方法の深化を図り、併せて社会における認識を広げる一助と
したい。

13:00- [開会挨拶]田良島 哲(アート・ドキュメンテーション学会 会長)
13:10‒16:30 シンポジウム
[趣旨説明] 田良島 哲
[講演]
吉田 成(東京工芸大学 名誉教授)
日本写真家協会 日本写真保存センター(調整中)
井上 聡( 東京大学史料編纂所・画像史料解析センター(兼任)准教授)
桑田 恵里 ( 東京大学史料編纂所・史料保存技術室(写真担当)技術職員)
[パネルディスカッション・質疑応答]

●第18 回 野上紘子記念アート・ドキュメンテーション
 学会賞・奨励賞授賞式 16:40‒17:30

●懇親会(予定) 18:00‒

【第2日目 6月16日(日)】
●総会(会員限定)10:00-12:00 

●研究発表会 13:00-15:40 
発表1 13:00‒13:30 
福井 久美子・小林 愛恵(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)、
瀬賀 未久(株式会社gluon)
「収蔵品の利活用に向けた3D データ公開─3D Digital Archive Project」

発表2 13:30‒14:00
矢部 恵子(京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻)
「平沢貞通─4 つの雅号をもつ画家の矜持」

発表3 14:00‒14:30
矢野 浩二朗・横山 恵理(大阪工業大学情報科学部)
「おしゃべり源氏物語─生成AI を用いた博物館ガイドの開発と実運用から
の学び」

発表4 14:40‒15:10
新里 直之(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
「民間小劇場におけるアーカイブ構築の意義」

発表5 15:10‒15:40
赤間 亮(立命館大学アート・リサーチセンター)、新名 佐知子・村上
佳奈子(秩父宮記念スポーツ博物館)
「マルチモーダル型データベースによる複雑化した収蔵品管理情報の統合手
法─秩父宮記念スポーツ博物館を事例に」

●活動紹介 16:00‒16:20
松本 圭子(京都国立近代美術館)
「京都国立近代美術館情報資料室について」

富澤 洋子(ポーラ文化研究所)
「ポーラ文化研究所の活動(仮)」

阿児 雄之(東京国立博物館)
「JADS Archives and Archival Methods SIG (学会アーカイブSIG) の
活動─2023 年度」

●動向紹介 16:20‒16:50
「AI と著作権の状況整理」井上 奈智(上田女子短期大学 専任講師)

●閉会挨拶 16:50‒17:00 
本間 友(アート・ドキュメンテーション学会 幹事長)

出典:日本アーカイブズ学会からのお知らせ(2024年5月8日号)

(小林)

史料ネット News Letter第99号 2024年4月15日(月)

編集・発行:歴史資料ネットワーク

2024年能登半島地震特集

2024年能登半島地震特集にあたって 歴史資料ネットワーク事務局 2
能登半島地震と「いしかわ史料ネット」の設立 上田 長生 3
羽昨市の文化財レスキューのとりくみ 中野 知幸 4
高岡市立博物館の文化財レスキュー 仁ヶ竹 亮介 5
富山県氷見市における文化財レスキューの取り組み 廣瀬直樹 6
能登半島地震と新潟歴史資料救済ネットワーク 原直史 7

2024年能登半島地震で被災した歴史資料保全活動への支援募金のお願い 2
2024年能登半島地震被災歴史資料保全活動支援募金ご協力の御礼 8

歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1−1 神戸大学文学部内
Tel・Fax:078-803-5564(平日の午後1時〜5時)
Email:s-net@lit.kobe-u.ac.jp/ WEB http://siryo-net.jp

(小林)

千葉県文書館の会計年度任用職員募集

千葉県文書館が、会計年度任用職員(古文書収集整理業務)4名を募集しています。
募集する業務は以下の通りです。

千葉県に関する古文書等の収集、整理、保存、公開及び普及啓発に関する業務。

応募資格は以下の通りです。

1.古文書の読解ができること。
2.パソコン(ワード、エクセル及びインターネット検索)の操作ができること。

応募期間は令和6年5月17日までです。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/bunshokan/kaikeinendobosyuu4.html

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(小林)

国立国際美術館の研究補佐員公募

国立国際美術館が、研究補佐員1名を公募しています。
職務内容は以下の通りです。

1 美術図書・資料の購入・受入・登録手続き及び整理・管理
2 予約閲覧対応
3 所蔵作品・作家に関する資料の整理
ただし、業務上の必要により配置又は業務を変更することがある。

応募条件は以下の通りです。

1 司書資格を有すること。
2 大学卒業程度の英語能力を有しているもの。
3 パソコンでの業務(ワード、エクセル等)が円滑にできるもの。
4 大学又は大学院で美術史学、文化資源学、アーカイブズ学を専攻したものが望ましい。
5 図書登録システムでの登録作業を2年以上経験していることが望ましい。

応募締切は令和6年5月27日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.nmao.go.jp/recruit/

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(小林)

立命館大学の教員募集

立命館大学が、文化資源・デジタルアーカイブ分野の任期制教員(教授または准教授)1名
を募集しています。
職務内容・担当科目は以下の通りです。

・以下の科目の担当および学部または大学全般の教育・研究・広報・社会貢献に関わる活
 動、高等学校との連携等に関する活動等に従事する
担当科目:
(学部) デザイン学1-6、デザイン学生成プロジェクト演習1・2、デザイン学総合研究1・2、
卒業演習1・2、デジタル文化資源の活用実習、Webアーカイブ技術、デジタルヒューマニ
ティーズ概論、デジタルアーカイブ概論、データベース構築実習、Webコンテンツ活用シス
テム など
(研究科)デジタルアーカイブ演習、デジタルデザインヒューマニティーズ論、新領域デザ
インリサーチ方法論研究I・II など

応募資格は以下の通りです。

以下のすべてを満たし、上記の着任時期より勤務可能な方
1 募集分野に関わる博士学位または同等の研究業績を持つ方
2 募集分野においてデザイン学への応用に資する論文・研究業績を複数持つ方
3 募集分野に関する高等教育課程における教育実績が有する方
4 募集分野に関わる社会実践または実務経験を有する方
5 募集分野に関わる新進の社会実践者・実務者(非常勤/授業担当講師など)を組織・コーディ
 ネートして教育実践を遂行できる方
6 海外留学プログラムや国際連携プロジェクトの開発・コーディネート役を担うことができる方

応募締切日は2024年5月27日です。
詳しくは、学校法人立命館のサイトをご参照ください。
https://www.ritsumeikan-trust.jp/publicinfo/recruitment/detail-da/

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(小林)

アジア歴史資料センターの研究員募集

アジア歴史資料センターが、非常勤職員(研究員)を若干名募集しています。
職務内容は以下の通りです。

(1)アジ歴データベース構築業務 (資料提供機関、業務委託業者との連絡調整、年
   間業務計画作成、調査員作業の進捗管理)
(2)アジ歴ホームページ上のコンテンツ(インターネット特別展、アジ歴トピックス
   等)に係る企画・作成 (業務委託業者との連絡調整、作業工程管理等を含む)
(3)広報戦略の企画・立案・実施 (動画作成、オンラインセミナー、SNS等インタ
   ーネットを使用した広報及び国内外のセミナー等におけるプレゼンテーションの
   実施等を含む)
(4)国内外におけるアジア歴史資料の所在調査、関係機関との連絡・資料提供等に係
   る 企画・立案・実施
(5)利用者からの問い合わせ対応
(6)その他、上記に付随する業務及び補助業務

応募資格は以下の通りです。

以下の(1)及び(2)を満たす者。なお、上記4の職務内容を英語で遂行できること
が望ましい。
(1)原則、応募の時点で修士以上の学位を取得していること。
(2)日本の近現代史についての知見を有すること

応募締切は令和6年6月5日です。
詳しくは、同センターのサイトをご参照ください。
https://www.jacar.go.jp/wp/janews/others/1600/

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(小林)

■日本図書館研究会情報組織化研究グループ2024年5月月例研究会「Records in Contextsの思想と実践方法(仮)」【5/18】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
https://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202405
----------
日時:2024年5月18日(土) 14:30~16:00 
 当初の予定日時から変更となっております。
会場(開催方法):Zoomミーティング
発表者 :元ナミ氏(東京大学文書館助教)、橋本陽氏(京都大学大学文書館助
教)
テーマ :Records in Contextsの思想と実践方法(仮)
参加費用 :無料
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(小林)
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