日本のアーキビスト blog版

アーキビストに必要な情報の提供を行っています。

■2024年記録管理学会研究大会【5/25-26】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
https://rmsj.smoosy.atlas.jp/ja/taikai2024_2
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期 日:2024年5月25日(土)、26日(日)の2日間
会 場:広島大学 東千田キャンパス 東千田校舎A棟 A501(多目的室)
参加費
 会 員 2,000円(対面)/1,000円(遠隔視聴)
 非会員 3,000円(対面)/1,500円(遠隔視聴)
 学 生 1,500円(対面)/1,000円(遠隔視聴)
 25日懇親会参加費 6,000円 (事前振込のみでお願いします。5月20日(月)ま
で)
大会プログラム
5月25日(土) 見学会・総会・講演
09:20 広島県立文書館 入り口付近 見学者集合
11:30 見学会終了予定
13:00  総会・研究大会受付(広島大学東千田キャンパス東千田校舎A棟 A501)
13:20  通常総会開会、表彰式
14:50  研究大会開会・会長挨拶
 大会趣旨説明(大会運営委員会)
14:40 講演1
西川康男 氏(ARMA International 東京支部 会長)
「組織におけるインフォメーションガバナンスの構築と対応-新たな課題への
対応のためのGARPとIGIMをベースとした着眼点と対応─」
15:45 講演2
中村 太 氏(麻生レコードマネジメント株式会社 コンサルティング事業部・企
画事業部部長) 
「日本型情報ガバナンスの現状と課題」(仮)
17:10 初日終了予定
18:30 懇親会 (懇親会場は当日御案内します)
5月26日(日) 研究発表・講座・講演
09:10 受付開始 
09:30 副会長挨拶 
09:40 会員研究発表 
09:40~10:08 嶋田典人 氏(香川県立文書館)
 近代公文書移動記録保存の有用性・必要性~香川県農・山・海村寄留分析と
比較を通じて
10:10~10:38 北浦康孝 氏(広島大学文書館)
 アーカイブズによる記録管理-広島大学文書館の活動から考える-
  休憩 
10:50~11:18 橋本真吾 氏(北里大学)
 「蘭学・洋学」関連文献およびその資料についての一考察:日蘭両国の視点
から
11:20 資格問題講座 
11:20~11:48 菅 真城 氏(大阪大学)
 記録管理学会会員のためのアーキビスト認証制度入門(仮)
11:50 昼休憩 
13:00 原爆資料関連講演 
13:00~14:00 石本理彩 氏
 学校日誌にみる原爆記録について ─五日市国民学校と横浜国民学校を事例
として─(仮)
14:05 総評(会長) 
14:15 閉会予定
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(小林)

■福岡市総合図書館の公文書資料調査員募集

福岡市総合図書館が、公文書資料調査員1名を募集しています。
職務の概要は以下の通りです。
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福岡市総合図書館における公文書資料の整理(評価・選別等)、保存、展示、
レファレンス対応等
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受験資格は以下の通りです。
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<1>次のいずれかの要件に該当し、パソコンの基本操作(エクセル、アクセス
等)ができる人
〔1〕公文書資料の整理業務に関する実務経験を1年以上有する人
〔2〕司書又は学芸員の資格を有する人
〔3〕4年制大学において、歴史学、法学、行政学、アーカイブズ学の分野のい
ずれかの科目を履修した人
(注)採用予定日までに前記要件を満たす見込みの人も含みます。
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受付期間は令和6年5月10日までです。
詳しくは、同市のサイトをご参照ください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/library-bungaku/shisei/koubunsyosiryouchousain_boshu.html

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(小林)

■2024年度アーカイブズ・カレッジ【7/22-11/16】

標記の研修会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国文学研究資料館のサイトをご参照ください。
https://www.nijl.ac.jp/event/seminar/2024/07/post-67.html
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期間
長期コース(東京会場):
 2024年7月22日(月)~8月9日(金)
 2024年8月26日(月)~9月13日(金)
短期コース(長野会場):2024年11月11日(月)~16日(土)
主催 国文学研究資料館
共催(短期コース) 長野県立歴史館
後援(短期コース) 長野県、長野県教育委員会、長野県史料保存活用連絡協
議会、信州資料ネット
会場
長期コース:国文学研究資料館
短期コース:長野県立歴史館、屋代公民館(11月11日のみ)
申込資格
次のいずれかに該当する者です。
(1)大学院在学中または大学卒業以上の学歴を有する者で、アーカイブズ学に
強い関心を持つ者。
(2)文書館などの歴史資料保存利用機関をはじめとして、官公署・大学・企業
等の文書担当部局及び歴史編纂部局、又はアーカイブズを取り扱う必要のある
その他の組織に勤務し、アーカイブズの収集・整理・保存・利用等の業務に従
事している者。
定員
 長期コース 45名程度
 短期コース 30名程度
(両コースとも特別聴講若干名を含む)
 定員を上回る応募があった場合は、全日程参加(数年にわたる分割履修も含
む)の応募者を優先し、他、修了論文構想の内容および提出の可能性を精査
し、選考を行います。
 なお、同一年度に長期コースと短期コースを受講することはできません。
受講料 無料。ただし、施設見学時の観覧料は受講者の負担となります。
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(小林)

全史料協関東部会会報 第101号

アーキビスト ARCHIVIST
2024•3 No.101

◆第318回定例研究会「学校教育が求めるアーカイブズとは」
報告「高校の新歴史科目「歴史総合」「日本史(世界史)探究」を見据えて」 風間 洋 1
コメント「報告の課題に対するコメント」 新井浩文 4
参加記「第318回定例研究会に参加して考えること」 富田健司 6
参加記「全史料協関東部会 第318回定例研究会参加記」 長井 勉 8

◆第319回定例研究会「災害誌と自治体史 一震災復興の内と外ー」
報告「災害誌と自治体史 一震災復興の内と外ー」 泉田邦彦 10
参加記「「大字誌」について考えたこと」 富善一敏 15
参加記「第319回定例研究会参加記」 磯部国良 17

◆第320回定例研究会「会計年度任用職員制度とアーキビスト」
報告「専門職はなぜ非正規化してきたのか」 上林 陽治 18
報告「認証アーキビストをいかに育てるか一会計年度任用職員としての経験から一」 大月英雄 21
参加記「全史料協関東部会第 320回定例研究会に参加して」 宮崎翔一 25
参加記「第 320 回定例研究会参加記」 澤内 一晃 26

◆編集後記 28

編集・発行 全史料協関東部会
〒180-0022 東京都武蔵野市境5−15−5
武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館内[編集担当 菊池悠介】
関東部会公式アドレス:http://www.jsai-kanto.jp/

(小林)

■京都国立近代美術館の任期付研究員公募

京都国立近代美術館が、任期付研究員(情報資料担当) 1名を公募しています。
職務の内容は以下の通りです。
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京都国立近代美術館における所蔵作品情報の整備業務(ここには所蔵作品登録
されている「美術資料」のアーカイヴ化を含む)、所蔵作品ならびに過去の展
覧会資料など京都国立近代美術館自体に関する歴史資料の情報整理・集約・ア
ーカイヴ構築に関する業務、および図書資料整備総括業務を担当し、また独立
行政法人国立美術館アート・リサーチセンターの情報資源グループにおける作
品情報の整備と発信、美術資料・情報の集積等アーカイヴズ業務への協力を行
う。
----------
応募資格は以下の通りです。
----------
(原則として、以下の要件をすべて満たすこと。)
ア.大学または大学院で美術史、文化資源学、アーカイヴズ学等に関わる研究
分野を専攻した者又は卒業(修了)見込みの者、又はこれと同程度の専門知識を
有する者
イ.美術館等におけるライブラリー、アーカイヴズの実務経験を有する者が望
ましい
ウ.高度な英語能力を有すること(TOEIC、TOEFLなどの受験経験者は、その点
数を明記すること)
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応募締切は令和6年4月22日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.momak.go.jp/Japanese/recruitment.html

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(小林)

■企業史料協議会2024年度会員総会記念講演「京セラにおける理念の継承と稲盛ライブラリーの使命」■

企業史料協議会では2024年度の会員総会記念講演を会場とオンラインのハイブリ
ッド形式で開催いたします。

記念講演
「京セラにおける理念の継承と稲盛ライブラリーの使命」
講 師 橋浦佳代(京セラ株式会社 執行役員 稲盛ライブラリー館長)
井上友和(京セラ株式会社 稲盛ライブラリー研究課責任者)

1997年に京セラの創業者・稲盛和夫の資料を収集・保管する組織として設立され
た秘書室経営研究課(後の稲盛ライブラリー)は、
「理念の継承と啓蒙」という使命を果たすため、時代とともに出版編集、
教材制作、研究支援、ミュージアム運営の機能を加え、現在の稲盛ライブラリー
に発展した。

〔講師プロフィール〕
橋浦佳代 京セラ株式会社執行役員総務人事本部稲盛ライブラリー館長兼フィロ
ソフィ推進部長。1991年京セラ株式会社入社、人事部採用課に配属。
2000年秘書室経営研究部に異動。初期のアーカイブズ整備及びデータベース構築
に携わると共に、資料を活用した教材開発、経営トップのサポート業務に従事。
2014年フィロソフィ教育推進部組織活力開発部副責任者。2018年稲盛ライブラリ
ー責任者。2020年から現職。

井上友和 京セラ株式会社総務人事本部稲盛ライブラリー研究部研究課責任者。
2007年京セラ株式会社入社、
秘書室経営研究部に配属。創業者の講演・書籍出版に関する支援業務を経て、
2021年アーカイブ課責任者。
2023年より現職。「稲盛和夫研究会」事務局を務める。著作に「稲盛和夫と中村
天風著『研心抄』との邂逅―稲盛ライブラリー収蔵資料の調査を通じて―」(『稲
盛和夫研究』第3号、2024年3月)。

■日時 2024年 6 月 4 日(火)受付開始 14:45
15:00〜16:30 記念講演
16:40〜18:15 懇親会(会場のみ)

■場所 会 場 連合会館 2F⼤会議室(東京都千代⽥区神⽥駿河台3-2-11 )
オンライン Zoomミーティング

■参加費 記念講演 無料 懇親会 3000円(当⽇受付時にお申し受けいたします)

■定 員 会場 70 名 オンライン 80 名(先着順受付)


詳細は下記をご参照ください。
https://www.baa.gr.jp/syousai.asp?id=752

出典:日本アーカイブズ学会からのお知らせ(2024年4月13日号)

(小林)

■国立公文書館の公文書専門員募集

国立公文書館が、公文書専門員を若干名募集しています。
職務内容は以下の通りです。
----------
「公文書等の管理に関する法律」(平成21年法律第66号)、「国立公文書館法」
(平成11年法律第79号)等の下、「アーキビストの職務基準書」(平成30年12
月独立行政法人国立公文書館)に示されたアーキビストの使命、倫理と基本姿
勢に基づき、次の業務に従事する。
〇館の資料の利用審査に関する業務当館所蔵資料への利用請求に対し、個人情
報等の利用制限情報の有無等を確認するなど、利用審査業務全般に従事してい
ただきます。資料は、活字のほか、手書きのくずし字や外国語で記載されてい
ます。
本業務に役立つ実務経験等:公的機関又は民間企業における、情報公開や個人
情報保護事務等に関する実務経験又はそれら関係法令についての知識(必須条
件ではありません)
任期更新時等に人事異動により、本人の意向や適性等を踏まえ、東京本館の利
用業務、保存業務、展示業務、研修連携業務、評価選別業務などの業務や、つ
くば分館の業務に従事する場合があります。
----------
応募条件は以下の通りです。
----------
以下の(1)から(3)を満たす者。
(1)「アーキビストの職務基準書」の「4必要とされる知識・技能」に記載
の「(1)基礎要件」及び「(2)職務と遂行要件」に関連する学問分野にお
いて大学院修士課程を修了した者、又はこれと同等の知識・能力を有する者
(2)上記の知識・能力を活かし、概ね2年以上の実務経験がある者
(3)近現代の資料の読解が可能な者(くずし字解読を含む)。英語で書かれ
た資料の読解が可能であれば、なお望ましい。
----------
応募書類の提出期限は令和6年4月25日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。

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(小林)

史料ネット News Letter第98号 2024年3月22日(金)

編集・発行 歴史資料ネットワーク

巻頭言 そうではない、そのためではない場所で、「それ」を日常行為として行う 戸部 愛菜 2
歴史資料ネットワークによる能登半島地震対応について 小野塚 航一 3

兵庫県立御影高等学校の課題探求型授業に協力しました
 ・2022度GS課題研究歴史文化セミナーでの取り組みについて 百濟 正人 4
 ・嘉納治五郎の事績に対する顕彰について~東灘・影地域での教育活動に着目して〜 伊集院 琥珀 5
 ・体験型イベントから考える地域歴史遺産の保存と活用
  ~「影」地域のまち歩きイベントを事例として〜 辰巳楽々 5
 ・日本酒の魅力を酒粕を活用して発信していくためには~神戸・東灘地域での取り組み~ 福岡 芹菜 6
 ・歴史資料に対する考え方を変えていくためには~デジタル資料保存のあり方から考える~ 石橋 涼 7

台風13号に伴う茨城史料ネットによる水損資料レスキュー活動報告 尾崎 紗耶香 8
シンポジウム「古文書から地域の歴史を紡ぐ一岡本家文書の今までとこれから一」開催報告にかえて
  〜「幕引き」を見届けつつ、次代につなげる~ 河野 未央 9

「被災資料の取り扱いを学ぶ一災害時の初動から保全まで一」全4回ワークショップに参加して 永田 千晃 10

2024年能登半島地震で被災した歴史資料保全活動への支援募金のお願い 12
2024年能登半島地震被災歴史資料保全活動支援募金ご協力の礼 12

(小林)

会誌 記録と史料 第34号

発行 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 2024年3月

■特集・アーカイブズにおける基礎概念の再検討
特集にあたって 広報・広聴委員会 1
フォンド尊重 京都大学大学文書館 橋本 陽 2
「組織アーカイブズ」と「収集アーカイブズ」に関する概念の再考 東京大学文書館 小澤梓 10
「選別」と「評価」概念の再検討 学習院大学人文科学研究所 阿久津 美紀  18
「編成」「記述」再考 立教大学共生社会研究センター 平野 泉 26

■アーキビストの眼
「裁判所の記録の保存・廃棄の在り方に関する調査報告書」から裁判所の文書管理を考える 渡邉佳子 34
『歴史をひもとく藤沢の資料』シリーズの刊行と地域史料整理の試み 藤沢市文書館山田之恵 39
「認証アーキビストが一堂に会する会 2023」の開催について 認証アーキビストが一堂に会する会2023実行委員会 宮田克成 47
鳥取県立公文書館におけるRPAを活用した評価選別について 鳥取県立公文書館 新林えり 55

■世界の窓
インターパレス・プロジェクトについて 京都大学大学文書館 橋本陽 64
アイルランドのアーカイブズ機関訪問記 追手門学院大学 藤吉 圭二 68

■アーカイブズ・ネットワーク    72
Saasを利用した収蔵資料検索システムの構築事業について 千葉県文書館 柏原 洋太
天草市立天草アーカイブズのリニューアルオープン 天草市立天草アーカイブズ 松野 恭子
さぬき市公文書館の開館について さぬき市公文書館 鶴身昌大
長岡市歴史文書館の開館 長岡市歴史文書館 田中 洋史

■書評と紹介      84
友岡史仁編著『公文書管理一自治体条例制定・文書管理保存実務』 広島県立文書館 新原 淳弘
佐野豆・山谷清志監修、岡本哲和編著『政策と情報』 天理大学 古賀 崇
佐藤大介・川内淳史編『COVID-19の下で、記録に向き合う博物館、史料レスキュー活動と状況の記録』 大磯町郷土資料館 鷹野真子
水谷長志編著『ミュージアム・ライブラリとミュージアム・アーカイブズ』 県立長野図書館 森いづみ
スー・マケミッシュほか編、安藤正人ほか訳『アーカイブズ論一記録のちからと現代社会』 富永 一也
スー・マケミッシュほか編、安藤正人監修、石原一則ほか訳
『続・アーカイブズ論一記録のしくみと情報社会』

宮間純一編『公文書管理法時代の自治体と文書管理』 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻 坂本昭彦
吉田富美子著『自分でできるファミリーヒストリーを調べよう!ご先祖の足跡と家族の物語を辿って作るノート』 米沢市上杉博物館佐藤 正三郎

園田直子編『持続可能な博物館資料の保存を考える」 国立歴史民俗博物館高科 真紀
清水万由子・林美帆・除本理史編『公害の経験を未来につなぐ
一教育・フォーラム・アーカイブズを通した公害資料館の挑戦』 一橋大学名誉教授 寺西 俊一

■全史料協この1年 107
■全史料協会則、投稿規程、執筆要領 112
■編集後記 123

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 No.115

2024 - 3
ホームページアドレス:http://www.jsai.jp

第49回東京大会特集号

■大会テーマ・大会日程  2
■開会行事
会長あいさつ 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会長 辻川斁 3
共催者あいさつ 駒澤大学学長 各務洋子 4
共催者あいさつ 昭和女子大学総長 坂東員理子 5
来賓あいさつ 独立行政法人国立公文書館理事山谷英之 6

■研修会
A 施設見学 広報・広聴委員会 7
B ヨーロッパにおける基礎自治体の文書管理と専門職ーイタリアの地方から日本のアーカイブズの明日を探る
           昭和女子大学大学院准教授湯上良 9
C 被爆者運動史料の整理・保存・活用一戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの取り組みー
     昭和女子大学大学院 印出 也美 12
     本庄第一高等学校 吉村 知華

■特別講演会
料紙研究とアーカイブ 元昭和女子大学大学院教授・和紙文化研究会副会長 増田勝彦 18

■特別報告
アーキビスト認証の取組について一准認証アーキビストの創設を中心に独立行政法人国立公文書館 中野佳 21

■大会テーマ研究会「自治体アーカイブズの現在と未来」
大会趣旨説明 大会・研修委員会 24
報告1 東京都の基礎自治体における文書管理~アンケート調査から見るその実態と課題~東京都公文書館西木浩一 26
報告2 自治体アーカイブズのこれまでとこれから〜あまがさきアーカイブズの新たな挑戦〜
                           尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ河野未央 29
報告3 公文書管理条例・歴史公文書等保存条例と自治体アーカイブズの行方 ~市町村との連携と防災への対応等~
                           元鳥取県立公文書館 田中健一 32
質疑・総合討論                          大会・研修委員会 35

■ポスターセッション                                    45

■大会参加記
茨城県立歴史館 武子 裕美 50
松本市文書館 木曾 寿紀 51
松本大学 福嶋 紀子 54

■第49回全史料協全国(東京)大会を終えて
大会を終えて 大会・研修委員会事務局 55

■全史料協の今後の運営について一会員のための全史料協であるために一
会長ステートメント 57
総会シンポジウムの記録 63
◆会員動向、お知らせ、編集後記など 72

(小林)

■パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦

-菅豊; 北條勝貴編. パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦.
勉誠社, 2021, 512p.
主な内容は以下の通りです。
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序文
 パブリック・ヒストリー─現代社会において歴史学が向かうひとつの方向性
菅豊
I 理論 Theories
 パブリック・ヒストリーとはなにか? 菅豊
 〈ありのままの事実〉を支えるもの─近代日本における歴史実践の多様性
北條勝貴
 プラクティカル・パストと日本史─中世歴史実践史ノート 中澤克昭
II 実践 Practices
《歴史家とは誰か? Who is the Historian?》
 歴史と芸─神楽の過去を発掘する/演じるという歴史実践 俵木悟
 いまに生きる、いまに生かす歴史的空間における歴史実践─「Oターン郷土
誌家」を目指して 西村明
 滋賀県下の字誌にみる歴史実践 市川秀之
 コラム:「武田家属将美名録」はなぜ配られたのか─ある末裔の歴史実践
及川祥平
《協働 Collaboration》
 「八重子の日記」をめぐる歴史実践 宮内泰介
 更地と工事現場からの文化創造と歴史実践─津波被災地における復興キュレ
ーション 加藤幸治
 朝鮮・日本の歴史認識と市民的協働─「韓国併合」一〇〇年をめぐる日韓の
運動から 加藤圭木
 コラム:「歴史」を回す─オビシャ行事とオニッキをめぐる歴史実践 金子
祥之
《オーラル・ヒストリーとライティング・ヒストリー Oral History and
Writing History》
 戦争記憶をめぐる再帰的な歴史実践─オーラル・ヒストリーによる他者理解
と自己理解 石井弓
 オーラル・ヒストリーの敗北宣言─想像の死者へ向けた手紙 金菱清
 コラム:「歴史」する聖地創出 川田牧人
《ミュージアムとアーカイブズ Museums and Archives》
 歴史資料の保全と地域貢献・歴史実践 西村慎太郎
 東京大空襲・戦災資料センターを拠点とした「東方社コレクション」をめぐ
る活動─共同研究の進展と成果の公開 小山亮
 コラム:民俗文化財に対する内部者の目線と外部者の目線 村上忠喜
《デジタル・パブリック・ヒストリー Digital Public History》
 歴史のデータは誰のものか─Digital Historyがもたらす未来とは 後藤真
 「記憶の解凍」─資料の“フロー”化とコミュニケーションの創発による記
憶の継承 渡邉英徳
 コラム:歴史を刻む音楽─ある祭り囃子の「成長」 塚原伸治
《アートと歴史映写 Art and Historiophoty》
 歴史・アーカイヴズ・アートの連環─青森EARTH〈2012 超群島〉/〈2013
すばらしい新世界─再魔術化するユートピア〉 飯田高誉
 映像という歴史叙述 青原さとし
 コラム:映像で文化を切り取る歴史実践の可能性─姫田忠義の映像製作 今井
友樹
 パブリック・ヒストリアンへの道程─あとがきにかえて 北條勝貴
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101222

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(小林)

■コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可能性

-板倉聖哲; 塚本麿充編. コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可
能性. 勉誠社, 2022, 520p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに 板倉聖哲
I 東アジア美術研究・過去から未来へ─コレクションとアーカイヴ
 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み─『中国絵画総合図録』
三編完結まで 板倉聖哲
 附 参考資料 歴代教授履歴業績
 正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨
 唐絵研究の可能性─半島由来絵画を中心に 井手誠之輔
 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳)
II 東アジア美術研究の現在
 受戒と仏像 長岡龍作
 唐宋画牛考 竹浪遠
 宋帝后画像について─東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳
韻如(前田佳那訳)
 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介
 浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩
 惟肖得巌賛李白観瀑図試論─馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明
 洞天福地への旅─明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希
 東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究─呂紀と沈銓・南蘋派を例に
 黄立芸(植松瑞希訳)
 アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀
 中国近代と仏教絵画─金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充
 「旧王孫」が紡いだ詩画の縁─溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合
作」について 呉孟晋
おわりに 塚本麿充
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101269

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(小林)

■これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門

-千枝大志; 川口淳編著. これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門. 風
媒社, 2022, 167p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに
I 希少な歴史資料の読み込み方 古代・中世
 史実からよみ直す藤原師長の伝承と史跡 西村健太郎
 中世の古文書を読んで古城を訪ねる 桐田貴史
 伊勢参詣曼荼羅にみる伊勢のニュータウン事情 千枝大志
 「売券」から聖地・伊勢の原風景を読む 千枝大志
II 豊富な歴史資料の集め方 近世
 古地図と地形から熱田神宮祭礼の周辺を読み解いてみる 細谷公大
 俳諧資料で江戸時代の風景を旅する 上嶋康裕
 伊勢型紙商人の足跡をさぐる 代田美里
 名所図会に描かれている動植物を調べてみよう 永田 孝
 松浦武四郎の文人ネットワークを探る 山本 命
 古本屋から見た歴史資料 奥村悠介
III 無数の歴史資料の捌き方 近現代
 お土産版画で明治期の伊勢変遷を探索してみよう 飯田良樹
 絵はがきを使って現地を歩いてみよう 朝井佐智子
 町並みを歩いて産業遺産を楽しむ 朝井佐智子
 古地図で楽しむ廃線 福原稔浩
 図書館・文書館を活用して昔のことを調べる楽しみ 中川 剛 マックス
 ハザードマップ・メンタルマップを解読する 安元彦心
IV 新たな歴史資料の活かし方 デジタル技術
 古地図観察に役立つ「古地図観察パネル」 日比野洋文
 石造物から歴史を読み解くコツと「ひかり拓本」の活用 上椙英之
 デジタル撮影とブログ公開で町をデジタル化する 桝屋善則
 江戸時代の巡礼ルートをIT技術で調査しよう 川口 淳
付録
 主な古文書慣用語一覧
 『御家正統書札文海』に載る主な書始文言と陰暦月の異名
 『御家正統書札文海』に載る主な書止文言
 主な古文書の形態
 西暦・和暦・干支対照表
主要参考文献
おわりに
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=4302-8

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(小林)

■江戸幕府の役職就任と文書管理

-吉川紗里矢. 江戸幕府の役職就任と文書管理. ゆまに書房, 2022, 456p.
主な内容は以下の通りです。
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序 章 研究史の整理と本論の課題
第一章 『九冊物』からみた奏者番と記録作成
第二章 奏者番の師弟関係と文書継承
第三章 寛政改革期の文書政策と寺社奉行
第四章 寺社奉行吟味物調役の成立過程と昇進活動  
第五章 天保期老中における文書管理と幕府人事  
  ―『御覚之控』を中心に―
第六章 天保期老中における手留の収集と文書管理 
  ―水野家・真田家を事例に―
第七章 慶応期奏者番における師弟関係と手留管理
終 章
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843362860

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(小林)

■地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資料ネット総覧

-人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事
業」監修. 天野真志; 後藤真編. 地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資
料ネット総覧. 文学通信, 2022, 248p.

主な内容は以下の通りです。
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はじめに─地域で資料を保存・継承するには─ 天野真志
本書の使い方
第I部 歴史文化資料の基礎知識
1地域社会と歴史文化資料
 地域社会と歴史文化 平川 南
 地域と資料保存 天野真志
2 具体例と特徴
 古文書(記録資料) 加藤明恵
 民具 川邊咲子
 美術資料 安田容子
 公文書 松岡弘之
 震災資料 吉川圭太
3 保存・活用方法
 歴史資料保全のためのデジタルデータ 後藤 真
 紙製地域資料を遺す技術--手当てとその考え方-- 山口悟史
 地域に埋没する木製文化遺産 岡田 靖
 資料保存の担い手と技術をつなぐ--被災資料救済ワークショップの展開--
 天野真志
第II部 全国資料ネット総覧
「資料ネット」活動の広がり 天野真志
全国史料ネット研究交流集会 川内淳史
おわりに  永村 眞
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-909658-72-2.html

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(小林)

■福井県文書館の古文書調査専門員募集

福井県文書館が、古文書調査専門員1名を募集しています。
業務内容は以下の通りです。
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収集した古文書の調査研究、講座・展示等の企画・運営、紀要等の編集、閲覧
者へのレファレンス対応 等
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受験資格は以下の通りです。
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(1)大学院において歴史学(近世史または近現代史)を専攻した者と同等以
上の能力を有すること、もしくは高等学校の歴史教員と同等以上の能力を有す
ること。
(2)パソコン(文書作成および表計算ソフト)を使いこなせること
(3)地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない者
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受付期間は令和6年4月16日までです。
詳しくは、福井県のサイトをご参照ください。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/055030/bunshokansenmonin.html

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(小林)

(インタビュー)国民のための公文書 元首相・福田康夫さん

聞き手・喜園尚史

朝日新聞2024年3月26日朝刊

(小林)

■映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来

-辻泰明. 映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来. 大学教育出版, 2020,
172p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに─ 映像アーカイブと情報メディアの革命─
第1章 映像アーカイブの意義と多様性
第2章 映像アーカイブの生成と類型
第3章 映像アーカイブにおける資料の特性
第4章 映像資料の利用とコンテンツの再生産
第5章 映像資料の情報記述
第6章 映像資料に関わる諸権利
第7章 映像リサーチャーの機能
第8章 映像アーカイブの進化と課題
終わりに─ 過去を制する者が未来を制する─
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.kyoiku.co.jp/00search/book-item.html?pk=1016

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(小林)

■アーカイブの思想: 言葉を知に変える仕組み

-根本彰. アーカイブの思想: 言葉を知に変える仕組み. みずず書房, 2021,
320p.
主な内容は以下の通りです。
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第1講 方法的前提
第2講 西洋思想の言語論的系譜
第3講 書き言葉と書物のテクノロジー
第4講 図書館と人文主義的伝統
第5講 記憶と記録の操作術
第6講 知の公共性と協同性
第7講 カリキュラムと学び
第8講 書誌コントロールとレファレンスの思想
第9講 日本のアーカイブ思想
第10講 ネット社会のアーカイブ戦略
エピローグ
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.msz.co.jp/book/detail/08970/

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(小林)

■地域資料のアーカイブ戦略

-蛭田廣一編. 地域資料のアーカイブ戦略. 日本図書館協会, 2021, 160p.
主な内容は以下の通りです。
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1章 地域資料とデジタル化
2章 地域住民と協働したデジタルアーカイブ
3章 学校教材としての地域資料のデジタル化
4章 地域資料のオープンデータ化と活用
5章 デジタルアーカイブ福井の展開
6章 民間資料の保存をめぐる現状と課題-多摩地域を中心に
7章 図書館の地域アーカイブ活動のために
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000581/Default.aspx

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(小林)
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