「アクセス・利活用へのアプローチ
再考:記録はだれのもの? タウランガ図書館におけるtaonga tuku iho Māoriの
保護とアクセスへの取組み」

 近年、アーカイブズの脱植民地化やコミュニティ主導型アーカイブズ構築など、
包摂的で多様なアーカイブズを目 指す動きが国際的に広がっています。そのよ
うな中で記録のアクセスと利活用 を考える際、アーキビストとアーカイブズに
おける「Cultural Awareness (異なる文化の認識)」は欠くことのできない要素
であると言えます。
 本セミナーでは、"Pae Koroki ( オンライン・プラットフォーム)" にMā
tauranga Māori を含めるにあたり、マオリの伝統・文化を尊重し、彼らの価値
観や理念を反映したツール ( 例えば、情報アクセスに対するPākehā*とMāori 両
方の視点を視覚化したフレームワーク "KaitiakitangaFramework")を開発するこ
とに成功したタウランガ市図書館ヘリテージ・リサーチ・チームに mātauranga
taonga tuku iho Māori の保護とアクセスへの取組み事例についてご紹介いただ
きます。

[セミナーの詳細]
日時:2024年2月24日(月)10:30~12:00
開催方法:Zoomによるオンライン開催
言語:英語・日本語(同時通訳あり)
申し込み:Googleフォームよりお申し込みください
https://forms.gle/Sac5F85m2B3iBKym7)。 ※案内チラシにはQRコードを貼付
しています
申し込み締め切り:2024年2月22日
お問い合わせ: 東北大学史料館 desk-tua*grp.tohoku.ac.jp (*を@に変
更してお送りください)
主催:東北大学史料館、JSPS科研費JP23K00961

[プログラム]
10:30 ご挨拶 加藤 諭(東北大学史料館教授・副館長)
          白川 栄美(東北大学史料館協力研究員)
10:40 発表  タウランガ図書館ヘリテージ・リサーチ・チーム
          Harley Couper (ヘリテージ・スペシャリスト)
          Amie Rolleston(Mātanga Taonga tuku iho Māori)
11:40 質疑応答
12:00 終了

出典: 日本アーカイブズ学会からのお知らせ(2025年1月25日号)

(小林)